外傷
コンタクトスポーツ(柔道、レスリング、ラグビーなど)や、ジャンプを多用する競技の着地時など、大きな外力が加わる競技に起こることが多い。
発生機序が明確である。(手をついたとき、切り返しをしたとき、ボキッとなった、ブチッといったなど)
外見からみても明らかに腫れや変形があるものです。
柔道で多い外傷(前十字靭帯損傷、肩関節前方脱臼、肩鎖関節損傷、肘関節後方脱臼など)
障害
繰り返しの動作などで痛みが起こるものです。
よくあるものとして、成長痛、上腕骨外側上顆炎(テニス肘)肘関節内側靭帯損傷(野球肘)非特異的腰痛(特に原因の無い腰痛)
こちらは明らかな原因はなく発生機序も不明瞭のことが多いです。
外見からの変化も少なく周りにわかってもらえず困っている。という声もよく聞きます。
アスリートは、我慢できない痛みではないので練習を継続してしまい続発性の疾患や後遺症につながるケースもあります。
発生機序(思い当たる原因)が無い場合の痛みでは、外傷によるものは少なく繰り返しの動作で起こる『オーバーユース』が原因です。
治療による疼痛緩和、セルフケアのストレッチによる筋緊張緩和で症状緩和を目指していきます。