頭痛について
頭痛は、日常生活においてよく起こる症状として挙げられます。
また、それらは高頻度で起こることもあり日常生活に影響を及ぼす場合もあります。
よく起こる頭痛として挙げられるものは、片頭痛(へんずつう)、緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)です。
片頭痛(へんずつう)の特徴:
片頭痛は主に片側性(左右どちらかに起こる)の痛み。
閃輝暗点(視界にキラキラやギザギザした光が現れる状態)という前兆が発生し頭痛が起こる、このような症状が出現する。
拍動性の痛みがある。(心臓の鼓動と同時に、脈打つような痛み)
このような症状がある頭痛は片頭痛が疑われます。
緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)の特徴:
緊張型頭痛は、頸部の筋肉の影響で痛みが起こる頭痛です。
多くの頭痛はこの緊張型頭痛に分類されます。
この頭痛は様々な症状があり、両側性の痛み、後頚部から後頭部の痛み、目の奥のだるいような痛みなどです。
痛みが起こるメカニズムとして、頸部から頭の方に分布する、大後頭神経、小後頭神経
大後頭神経は、頭半棘筋の間から後頭部から頭頂部に向かって走行しています。
小後頭神経は、胸鎖乳突筋の下から側頭部に向かって走行しています。
筋肉の過剰な緊張によりこれらの神経が刺激されることで痛みが出現すると考えられています。
頭痛の原因やメカニズムは様々な説が検証されているのが現状です。
外的要因ストレス、光、気象状況、におい、食べ物などの原因で発症する人もいます。
頭痛の診療ガイドライン2021では、標準治療として鍼灸治療が非薬物療法の中の選択肢の一つとして推奨された。このことは鍼灸治療が頭痛診療 において医療として位置づけられたことを示すものである。
当院では、頭痛診療ガイドライン、その他エビデンスに基づいて治療を行っております。
頭痛にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。